寺　田　税　理　士　事　務　所
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　消費税の経理処理は正しくできていますか？
　　　　　　　　　　　　もう一度、見直してみましょう
　　　　　

　　　　　１．輸出取引等に該当する場合
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　消費税は免除されます。
　　　　　　　　　　郵便による輸出の場合、２０万円超のとき輸出証明書が必要です。　　　　　
　　　　　　　　　　　（２０万円以下は帳簿への必要事項の記載でよい）
　　　　　　　　　　輸出証明がないと輸出にならず、国内取引とみて課税対象になります。


　　　　　２．社宅の更新に伴う仲介手数料は、課税の仕入れでも、非課税売上に要する課税仕入れと
　　　　　　　なります。
　　　　　　
　　　　　　　　　　このように、土地や住宅の賃貸あるいは社会保険診療など非課税の売上に対応する
　　　　　　　　　　課税仕入れの課税区分には注意します。

　　　　　３．ゴルフ場利用税や軽油引取税等は区分経理する

　　　　　　　　　　ゴルフをしたときのゴルフ場利用税、ディーゼル車の軽油に係る軽油引取税や温泉の
　　　　　　　　　　入湯税には、消費税はかかりません。
　　　　　　　　　　したがって、接待交際費や燃料費、あるいは販売員旅費などの科目で伝票を起票する
　　　　　　　　　　ときも　課税分と不課税分の税金分とわ分けて起票することがひつようです。

　　　　　４．外国貨物を輸入したときの起票の仕方は？

　　　　　　　　　　外国貨物を輸入する場合、税関で関税と共に消費税の申告納付が必要です。
　　　　　　　　　　運送会社が立て替え払いうぃてくれるケースもあります。
　　　　　　　　　　輸入に際し課税された消費税額は、事業者にとって課税仕入れとなります。
　　　　　　　　　　その時の書類は忘れずに保管しましょう

　　　　　５．クレジット会社に支払う手数料は？

　　　　　　　　　　非課税となります。
　　　　　　　　　　ただ、クレジットカードの決済による請求明細書は消費税の仕入れ税額控除を受けるための
　　　　　　　　　　請求書等には該当しませんので、カードを利用した際事業者から発行される「ご利用明細書」
　　　　　　　　　　を必ず保管して起きましょう

　　　　　６．ビール券、商品券、オレンジカードやテレホンカードは？

　　　　　　　　　　原則的には、これらのプリペードカードは、非課税です。
　　　　　　　　　　つまり、販売の段階では、何ら消費が行われていないからです。
　　　　　　　　　　しかし、自己所有であれば、現実にはいつ消費されたかが明確でないために、購入時に
　　　　　　　　　　課税とかんがえていいことになっています。
　　　　　　　　　　お歳暮用なら非課税です。
　　　　　　　　　　またビール券等を販売したときも非課税です。
　　　　　　　　　　ビール券を回収してビールを売ったときに課税売上となります。
　　　　

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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